カナダの医療制度
留学生が受診できる病院とは?
ウォークインクリニック
かかりつけ医(ファミリードクター)を持たない場合、ウォークインクリニックにいきましょう。 緊急を要さばい場合に、予約なしで診察がうけられます。できれば事前に契約している保険会社に連絡をとり、保険申請に必要となる情報を確認することをお勧めします。
専門医へかかるには??
カナダの医療システムでは、最初に受診してもらった先生から紹介状を作成して頂いた後、皮膚科・産婦人科など専門医にかかることができるようになっています。 日本で専門医にかかっていた場合は、その医師からの英文紹介状と服用している薬を持参した上で、専門医を紹介してもらえるよう伝えてください。
かかりつけ医制度とは?
ファミリードクター
カナダでは、かかりつけ医(ファミリードクター)をもつことが一般的です。そこで診察や定期検診を行い、かかりつけ医の紹介状をもって必要に応じて総合病院にいくこととなります。
ファミリードクターの探し方
新しい患者を受け入れているファミリードクターを知人等から紹介してもらうか、オンタリオ州意思協会のウェブサイトから情報を探してコンタクトをとってください。その際既往症のある方は、日本からの英文紹介状があるとスムーズにすすみます。
薬はその場でくれますか?
こちらは日本と同じように、受診した病院の先生から処方箋を頂きます。ほとんどの病院の近くに薬局がありますので、そちらで処方箋を提出し薬を購入することができます。薬剤師のいるカウンターがあり、処方箋をだすと15~20分程で薬が処方されます。
オンタリオ州健康保険 (OHIP)
カナダの健康保険は各州政府の独自展開で、州によって加入条件が異なります。ここではオンタリオ州の健康保険(オーヒップ/OHIP)をご紹介します。
健康保険システム・オーヒップ(OHIP)はオンタリオ州に居住している人が対象になる健康保険 です。掛け金はなく、歯科、眼下を除く保護全ての医療費がカバーされます。予防接種、出産/助産師の費用も対象です。一方対象にならないものとしては、薬代、差額ベット代、専門医の診察費の一部、リハビリテーション費の一部、治療でない整形手術などです。医療サービスを受けるときはオーヒップカードの提示を求められます。
加入条件
オンタリオ州に居住し1年のうち153日以上同州に居住していること
永住権保持者、市民権、また難民指定を受けている、もしくは6ヶ月以上の有効な労働ビザをもち、フルタイムで働いている外国人労働者、及びその配偶者とその子供
※ワーキングホリデービザ所持の方は申請できません
詳しくはサービスオンタリオのウェブサイト を参照してください。
その他の医療保険
カナダの大学に通う留学生はUniversity Health Insurance Plan(UHIP)への加入が義務づけられています。掛け金等については各大学留学センターにお問い合わせください。
旅行やワーキングホリデーなどの滞在の場合は、民間の保険会社をご利用ください。トロントオフィスでも現地のリーズナブルな健康保険をご紹介できますので、お気軽にお問い合わせくださいね。カナダで入れる現地加入保険については
こちら
予防接種
各種予防接種をファミリードクターで受けていただけます。トロントの小学校、中学校、高校へ進学される方は、ジフテリア、破傷風、脊髄性小児麻痺、はしか、おたふく風邪、風疹の予防接種が義務づけられており、接種記録の提出が入学時の必要要項となります。 なおインフルエンザの予防接種はファミリードクター、またはウォークインクリニックで無料で受ける事ができます。
メガネ/コンタクトレンズ
メガネ、コンタクトレンズどちらの購入でも検眼師による処方箋が必要 となります。メガネ、コンタクトレンズを取り扱う店に検眼師がいることもありますので、その都度問い合わせてみると良いでしょう。ウォルマートや、ショッピングモールに検眼師のいる店舗がある事がよくあります。処方箋の有効期限内にメガネまたはコンタクトレンズを販売している店舗にて購入します。 またはオンラインでも購入できます。
トロントで救急の場合
緊急を要する場合911 に電話して救急車を呼びます。 日本とは違い救急車は有料サービス となります。タクシーで行く場合は最寄りの救急外来(Emergency Room)へいきましょう。救急外来では、看護師に症状を伝え救急待合室にて名前が呼ばれるまでお待ちください。医者にかかるまで平均約4時間かかりますので、その間に保険会社に連絡をとり、保険申請に必要となる情報を確認することをお勧めします。