Kaplan Toronto Business Englishクラス体験レポート
学校情報
2017.12.21
- 今回はKaplanトロント校のお勧めクラス、ビジネス英語コースのレッスンの様子をお伝えさせていただきます‼
中規模で比較的落ち着いた雰囲気の学校
まずはトロント・ダウンタウンビジネス街の中心地、Union(ユニオン)駅から徒歩4分ほどのとことに学校があります。学校の前は落ち着いた、静かな環境ですが、駅の方に行くとレストランやショップが多く立ち並ぶ、ダウンタウン中心部です。建物2階に入ると受付がすぐあり、スタッフが優しく出迎えてくれました。Kaplanは2017年1月に新しい校舎に引っ越したばかりで、明るくきれいな学校です。2017年12月現在、生徒数は約400名、生徒の平均年齢24歳と中規模で比較的落ち着いた雰囲気の学校ですね。私がお邪魔したときは丁度クリスマス休暇直前、いたるところにクリスマスのデコレーションがあったり、お昼休み中ということで生徒さんが廊下にあふれて活気のある楽しそうな雰囲気も伝わってきましたよ。
いよいよビジネス英語クラスがスタート!
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さて、いよいよビジネス英語のクラスがはじまります。当日の生徒は9名でした。英語のレベルは中~上級程度と少しレベルは高めです。ビジネス英語の授業は、毎週一つのテーマに沿って授業が行われていきます。私が参加したこの週のテーマは「Company Crisis」、会社の危機管理について学んでいきます。
一言にビジネス英語と行ってもとても幅広い分野です。各ケースごとに実際に北米のビジネスで使われるシーンをもとに英語を学んでいける、とても実践的な授業です。各教室には最新のスマートボードが備え付けられています。
授業全体を通してグループワーク主体
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この日9人だった生徒はまず3つのグループに分けられ、授業全体を通してグループワーク主体で行われていました。授業の最初はまずボキャブラリー(語彙)からスタート。配布されたプリントに沿って、テーマに必要な語彙力を学んでいきます。まずは単語を大まかに分類(行動、人物、物 など)し、さらにそこから単語の定義・意味を確認していきます。
一つの単語からその定義、類義語や他の言い回しなど、とにかく15分ほどの間にたくさんの単語が飛び交っていました。基本的には生徒に答えてもらうスタイル。この授業を受けていれば自然と言葉の説明や単語力が豊富になっていきますね。
わかりにくい表現や難しい英単語は先生がわかりやすい英語表現、簡単な言い回しで説明
つづいてリスニングのパートへ。実際のニュース映像(3分程度)を見て、リスニング力を鍛えます。映像を見終わった後はまずビデオの全体的な要約をクラス全体で確認します。「このニュースの中で何が起きていたか」「どんなことが問題だったか」「登場人物と弁護士は何をしたかったのか」など、生徒がそれぞれ説明していきます。ニュース映像を見てその場で簡単な要約を即興で説明する練習。リスニングだけでなく理解力やスピーキング力なども各所で磨けます。基本的にニュース映像は一度きりしか流されません。通常のニュース映像がそのままのスピードで流されるので、実際のネイティブスピーカーのスピードが実感できます。実際のニュースではわかりにくい表現や難しい英単語がたくさん出てくるのですが、先生がそれをしっかりとわかりやすい英語表現、簡単な言い回しで説明してくれていました。実際の成功例を分析していくことでビジネスに必要な知識を学んでいく
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リスニングの後はリーディングです。関連のニュース記事を読み、内容を理解したうえで質問に答えていきます。
ここでもしっかりグループワークでそれぞれ相談しながら問題を解いていくことができます。またグループワークの間には先生が各グループを回って個別に英単語の説明をしていました。
リーディングのパートでは先程のニュース映像で確認した情報に加え、もう少し詳細なビジネス問題を学びます。この日のテーマ・危機管理ということで、会社が危機に直面した時にどのようにふるまえばいいのか、実際に合った成功例を分析していくことでビジネスに必要な知識も学んでいきます。
自身がどう感じたか、それぞれの国の文化や立場などをもとに生徒さん自身の意見も発表
この日は最後にもう一つ別のビデオを見ました。その映像をもとに、自身がどう感じたか、それぞれの国の文化や立場などをもとに生徒さん自身の意見を披露していきます。このビジネス英語では、月曜日は最初のガイダンス、火~水でボキャブラリーやリスニングの強化、木・金でケーススタディというような流れで進められていきます。この日はケーススタディの日だったため、実際のニュース映像を見ながらビジネスシーンを学んでいきことができていました。ただ単にビジネスで使う英語を学ぶというだけでなく、ビジネスに必要な知識を学ぶことができるのでその後の就職に直結する知識を得ることができます。また、ケーススタディだけでなくプレゼンテーション(4週に1度程度、生徒の中から2人ボランティアを募って発表してもらう)も行われたり、実際に仕事を探している人のための履歴書の書き方や面接の仕方なども教えてくれます。
Ian先生のご紹介
最後にカプラントロント校でビジネス英語を教えてくれているIan先生をご紹介します。カプランでは2年ほど講師をして、生徒にとても人気のある温和で誠実な感じの先生でした。実はMBAを取得しているというIan先生ですが、ゆっくり丁寧に授業を進めてくれるので、レベルが高そうで心配という方でも安心して授業に参加していただけると思います!
Ian先生によると、カプラントロント校のビジネス英語クラスは、①ワーホリや移民などで現地で英語で仕事を探している方、②母国で就業経験があり、英語研修にトロントに来ている方、③これから英語でビジネスを学ぼうとしている方にお勧めのプログラムということでした。
日本からもたくさんの生徒が参加していて、“実践的な授業内容でとても役に立った”、“最初はプレゼンテーションが嫌だったけど”、“その大切さやスキルがよく学べた”、“楽しくビジネス英語が身に着いた”など素敵な声をたくさんもらっているのだとか。