ケンブリッジ英検留学

: ケンブリッジ英検について
ケンブリッジ大学の語学試験機関でもあるケンブリッジ大学英語検定機構CAMBRIDGE ENGLISH Language Asessment（ケンブリッジ大学英語検定機構）が1858年に開発したテストで、世界をリードするエキスパートが研究・開発した、EUを中心に約130カ国で年間300万人が受験している英語検定試験です。世界で最も信頼されている英語検定として、英語を母国語としない受験者を対象とした英語検定としては最も長い歴史があり、2013年に100周年を迎えました。

ケンブリッジ英検のメリット

ケンブリッジ英検は、ヨーロッパを中心に認知度が高くがあり、世界中で10,000を超える企業・学校・政府等の団体が”英語力を証明する試験”として評価しています。このケンブリッジ英検を取得することによって海外の大学・大学院入学の際の英語力証明になりますし、また商社や外資系企業の就職や転職にも有利になるでしょう。
またケンブリッジ英検は、一度合格した記録は一生残りますので有効期限を気にする必要はありません。

種類とレベル

ケンブリッジ英検は様々な種類があり、一般的なものはMain Suite（メインスイート）と呼ばれる試験です。最も認知度が高く一般的なのは
First Certificate in English (FCE)とCertificate in Advanced English (CAE)です

First Certificate in English (FCE)

FCEは、ケンブリッジ英語検定試験の中級レベル上で、英語を母国語としない方が対象です。毎年25万人以上100カ国以上の生徒がこの試験を受験しています。最も受験者が多いレベルです。英語を母国語とする国の社会や職場で、自然に英語を使うことができる事を目的とするレベルで、EUでの就職活動の必須要件となっています。

目安

TOEFL：61
IELTS：5.5
英検：準1級

テスト内容

	パート名	内容	制限時間
1	Reading	フィクションやノンフィクションの本、日記、新聞、雑誌などの情報を理解。選択問題など、全35問。	1時間
2	Writing	短い作文、手紙、記事、レポートなど異なる2種類の文章の作成。（120～180字程度）	1時間20分
3	Grammar/ Use of English	文法、語彙問題。誤文訂正問題など。全65問。	45分
4	Listening	ニュース番組、スピーチ、物語、アナウンスなどを聞き取る。全30問。	40分
5	Speaking	試験官ともう一人の受験者と2名ペアで行われ、英語で会話。試験官と受験者といくつかのタイプの会話に参加。	14分

Certificate in Advanced English (CAE)

CAEは、ケンブリッジ英語検定試験の上級レベルで、英語を母国語としない方が対象です。毎年5万人以上60カ国以上の生徒がこの試験を受験しています。英語を母国語とする国の社会や職場で又は大学以上の教育環境で英語を流暢に使えることができるレベルです。英語圏の大学の修士号・学院レベルでの学習で、生徒が十分な英語能力を持っているか判断するのにCAEを基準としています。

目安

TOEFL：69～88
IELTS：6.0～6.5
英検：1級

テスト内容

	パート名	内容	制限時間
1	Reading	フィクションやノンフィクションの本、日記、新聞、雑誌などの情報を理解。高度な読解力が必要。	1時間15分
2	Writing	記事、レポート、定義、評論など異なる2種類の文章の作成。（最低250語）	1時間30分
3	Grammar / Use of English	文法、語彙問題。穴埋め、正誤、語文並べ替え問題など。	1時間30分
4	Listening	講義、ラジオ、スピーチ、会談などを聞き取る。全30問～40問。穴埋め、選択問題もあり。	45分
5	Speaking	試験官２人と受験者２人で行われ、通訳スキル、交渉力など様々なスピーキング力を求められる。	15分