筆者もはじめは不安でしたが、仕事を始めて数か月後には日本で働いていた時の倍以上を稼げるようになりました。このコラムが少しでも皆様の参考になれば幸いです。
追記:こちらのコラム記事のその後、
“第二弾 実際に働いてみて編”を投稿しました。もしこちらの記事が参考になりましたら是非筆者のその後の生活を覗いてみて下さい。
筆者はトロントに到着して3ヶ月はホームステイをしながら語学学校に通いました。生活に慣れ2ヶ月が経った頃から仕事探しと部屋探しをし始めました。学校へ行かない方は初めはホステルなどにステイして部屋を決め、職探しをする人も多いかもしれません。その点筆者はこの数ヶ月があったのでゆっくり時間をかけてそれぞれを選ぶことが出来たと思います。
- はじめに
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どうやって仕事を探したかというと…
まず働くためには情報を集めなければなりません。
トロントでは、
1,インターネットで求人しているところを探す。
2,店頭に直接レジュメを持っていく。
3,友人、知人からの紹介。
など、いくつかあります。日本では1が基本で最もポピュラーかと思いますが、2,3の方法もトロントでは効率的で、そうして職を得る友人も多かったです。求人募集の張り紙をしているショップにレジュメを持っていき、店長やマネージャーに面接をしてもらう。そして友人のつてで紹介してもらうとなると、面接をスキップして即トライアルで働ける、というケースもあります。このように日本とは少し違った方法で仕事をゲットすることが一般的に普通です。
筆者はトロント留学中の日系人向け情報サイトe-Mapleで募集を見つけ、メールでレジュメを送りました。この方法は返信がないことも多いことから、複数社にアプローチするのがベターです。ワーホリビザで滞在している人に多い職種は、飲食店でのサーバー、キッチンスタッフ、ほかにはショップ店員やスタイリストなどの販売・接客業などが多いです。
- どんな仕事を選ぶか
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ワーホリの目的に合わせて、どの業種を選ぶかも重要だと思います。
- 英語力に全く自信がなければ… 飲食店でのディッシュウォッシャーやバッサーなど決まった人とだけの会話で必要最低限の英語で十分な仕事。
- 英語にある程度自信あり… 飲食店でのサーバーやバーテンダー、カウンタースタッフなど日常的に英語を使う仕事。
- お金を稼ぎたい… サーバーやパブ、バーなどチップをたくさんゲットできるような職場。
- 専門スキルがある人… スキルを活かした専門職。スタイリストやプログラマーなど。
- オフィスでの勤務経験があり上級英語力… 経験を活かせるオフィス職。
カナディアンと接することの多いカフェやレストランでのサーバー、もしくはキッチンのように限られた人たちとだけのコミュニケーションで済む職場、もしくは日本での経験を活かした専門的なお仕事など。お金稼ぎのためのワーホリ、働きながら英語を学ぶ目的のためのワーホリ、人によって目的は様々かと思います。ぜひご自身に合った仕事を見つけてみて下さい。
- 探し始めてからインタビューまで
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レジュメを送って数日後…
ある日本食レストランから連絡が入り、面接を受けました。英語での面接に向け、ある程度の受け答えが出来るように備えて臨みましたが筆者が受けた店舗ではマネージャーは日本人で、面接も終始日本語でした。英語での面接に不安があったので安心しました。そしてその数日後、採用の連絡を頂き、寿司レストランでキッチンスタッフとして働き始めました。
トロントで複数のメディアで取り上げられたこともあり、新鮮な食材でこだわりのある寿司や刺身、ビストロメニューで有名なレストランでした。
大体、学校が終わる数週間前からインターネットで求人募集を見始め、卒業時期の前後からいくつかの募集にレジュメを送り出し、採用決定は一週間ほど経ったころでした。実はこの時期は冬真っ只中で、ワーホリや留学生が比較的少ない時期ということもあって筆者の想像以上にすんなり仕事が決まりました。やはり日本に比べて寒いカナダには、夏前や夏休みごろから来る方が多いようです。
- 新しい土地で、新しい生活・仕事探し
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人によっては、やりたいことや新しくトライしたい仕事などあると思います。筆者は正直なところ学校へ行っている期間でけっこうお金を使ってしまい、金銭的に余裕がなくなりつつあったので卒業後、わりとすぐに働き始めました。学校と仕事の間に旅行を存分に楽しんでも良かったかもしれません。
たった一度きり!一年間だけのワーホリ生活を自分らしく楽しみましょう!